平成11年度 宅地建物取引主任資格試験

「合格体験記」


 平成11年10月17日実施されました宅地建物取引主任資格試験に、合格率15%の難関を見事突破されました方々のうれしい、そして貴重な経験談を多数お寄せいただきました。
 これから受験を目指す方にとって有益なお話ばかりです。

 体験記をお寄せいただきました合格者の方々には、心より御礼申し上げます。

 合格体験記の内容は原則自由ですが、以下の内容を参考にお書きいただきました。

掲載文章は原文のまま(明らかな変換違いと思われる漢字は一部訂正しております)掲載いたしました。

 1.お名前(匿名) 受験地 点数(自己採点)

 3.受験の動機: 4.使用した教材等: 

 5.受験勉強の期間及び1日の勉強時間:

 6.受験勉強で特に注意したこと: 7.合格した喜び等の感想 

   以上のような内容でお寄せいただきました。
   「かっこ書は私のコメントです」

公開模試と平成11年本試験点数の比較一覧

平成10年度の体験記もお読みください。


デヴィ子さん 岐阜県 39点
実務講習を控え 久し振りにHP拝見しました。
合格直後の興奮はすっかり冷めましたが 体験記を読んでましたら
記憶が蘇ってきましたので、メールさせて頂きました。
ちょっと時期はずれで ごめんなさい。

3.受験の動機    
 建築関係の仕事をしているので 仕事上 役立つと思ったから。
 将来 結婚後の再就職に有利になりそうと思ったから。

4.使用した教材等
 総合資格学院の講習教材
 前年度 スクールで使用したものです。今年度は講習には通ってません。
 早稲田セミナー  
 通信で模擬テスト   全5回のコース  全国公開模擬試験  2回

5.受験勉強の期間及び1日の勉強時間
 今年度に限って言えば 6月頃からテキストを ちょっとづつ読みその後 練習問題を解く を繰り返しながら前へ進みました。
 平日約1?2時間くらいです。休日はほとんどやってません。

 8月頃からは総合問題を 時間はとりあえず気にせずに解き答合せをするというのを ほぼ毎日 3?4時間くらいやりました。

 9月に入ってからは 50問の問題を自宅で模擬試験のつもりで時間をはかってやりました。
  
6.受験勉強で特に注意したこと
 4択すること自体は簡単な作業ですが その1肢1肢に自分の弱点を見つけ出すということを大切にしました。
 どれが答えなのか解っても 必ず他の選択肢も何故これが間違いなのか正解なのかをメモしながら解きました。

 すごく地道な作業ですが 自分にとっては非常に有効でした。

 あと独学ですと どうしても「試験慣れ」しないし、自分のレベルがどの辺なのか掴めないので 公開模擬を利用したことは有意義でした。
 模擬結果が 合格ラインに及ばず本試験直前になってあせりましたが その後の勉強に力が入りました。

7.合格した喜び等の感想がありましたどうぞ。
 しばらくは杉の子先生のおっしゃっている「燃え尽き症候群」に陥っていましたが 実務講習を控え 課題もめんどくさいながらも楽しんでやっています。
 早く 「主任者証」 を手にしたいですね。

 合格後も掲示板にはいろいろな情報が寄せられていますので活用させて頂いてます。
 このHPには とても感謝しております ありがとうございました!
【受験勉強では、地道な努力が合格に結びつきますね。】


DAI  さん  41点
3.会社が倒産しかけているので、転職するため。

4.ベネッセコーポレーションの通信教育、LECの出る順ウォーク問など。

5.6?7ヵ月 最初の頃は平日約1時間、休日約3時間 
         最後の2ヵ月は平日約2時間、休日約5?6時間

6.絶対に合格するという気持ちを持ってやること。
  仕事が忙しくても通勤時間、昼休みを利用して勉強すること。
  問題を解く順番と、時間配分。

7.勉強中に何度もやめようと思ったけど、あきらめずにやってきて本当に良かったと思う。
  最初2、3ヵ月は問題をやってもあまりできなかった。
  仕事も忙しく、このままで大丈夫なのかなあと不安だったが、夏ぐらいからだんだんとわかるようになってきた。
  焦らずに毎日こつこつやることが、本当に大切だということがわかった。
  これから受験しようと考えている人も仕事が忙しいからということを言い訳にせず、少しでも時間をつくって、最後までがんばってください。
【最後まであきらめない”根性”が、合否を左右することが多いです。転職後もそのファイトでがんばってください】


K.MORIさん 九州 40点
3.時間ができたから

4.学校のテキスト、宅建法令徹底法令マスター(成美堂出版)

  住宅新報社の予想問題総仕上げ模擬試験、杉の子の模擬試験

5.9ヶ月   1日 2〜8月:1〜2時間  8〜10月:3〜4時間ぐらい

6.・最初 学校に通っていましたが、挫折。独学に変更しました。結果的には わたしには良かったようです。それぞれ自分に合った勉強法があると思いますので、自分に無理のない勉強方法を見つけるのも大切だと思います。(結構 長丁場なので。)できるだけ楽しく勉強できるように心がけました。

・主要三分野以外の税法その他はあなどれない。税法やその他分野は軽視されがちですが、ここはほとんどひねった問題がでないので、基礎さえ頭にいれておけば得点しやすい分野だと思います。(たしか8〜9問は出るはず)わたしはここは試験前1ヶ月くらい寝る前に20分ぐらいづつ布団の中で勉強しました。判例の多い民法で山を張るよりは点数につながりやすいかなと思ってやりました。やって良かったです。

※杉の子先生 ありがとうございました。こちらのホームページがあって心強かったです。

「効率の良い学習方法だと思います、税法その他の分野は、合格の決め手になる場合があります。おめでとうございます。」


マイケルさん 千葉県 39点

内訳は下記の通りです。
権利関係 11/15  宅建業法13/16 法令制限7/10 税法3/ 3  その他 5/ 6

3.まだ先の話ですが、退職後も何か社会との接点を保ちたいと思ったからです。
ただサラリーマンとしてそれなりの成功はしているものの、また会社勤めは したくない気持ちが強くて、以前から興味を持っていた住宅関係での独立開業を目指そうと決心し手始めに宅建に挑戦しました。

4.住宅新報社の「パーフェクト宅建」「宅建資格問題集」「宅建直前予想問題集」の3冊のみ〆て6700円。

5.4月から約半年。8月までは朝の通勤電車で座れる約40分間。9月になってからゴルフのない休日は3時間程度。

6.完璧を目指さず8割主義に徹した。特に民法は好きな科目だったので意識して深入りを避けないと時間がいくらあっても足りなくなる恐れがありました。従って基本的に過去問中心で問題集は3回まわしました。
 基本書を一通りやったあと1回目は問題は深追いせず分からなければ解説をじっくり読んで理解するとともに弱いところを見極めることにしました。その上で基本書に戻り弱いところを重点的に覚えました。
 2回目はかなり真剣に問題にあたり間違えたところをマークしておき3回目は本試験前にマークしたところに絞ってやりました。
 直前予想問題集は9月末から10月の試験前週の休日午後1時から2時間、本番のつもりで時間配分を考えながらやってみました。その結果、26問目から取り掛かるのが余裕をもってできることに気がつきました。
 50才にもなると記憶力は落ちるし集中力も持続しないので勉強期間は余裕をもって長めに、1日の勉強時間は少な目で継続させることが大切だと思いま
す。

7.まじめに受験勉強すれば合格レベルに達するのはそう難しく無いと思います。また受験勉強では対応できなくても社会経験が役立つものもありましたので一概に若い人が有利とも言えないと思いました。
 それにしても時々ある引っかけ問題のせいで、うっかりしていると引っかかるのは勿論ですが、知識がありすぎても深読みして間違えることがあるので、合格レベルにあっても合格するのはやはり難しいと思います。
 記憶が相当うすれてますが無くなってしまわないうちに実務研修を受けて登録をすませようと思ってます。
 でも合格まで約1.5万円なのにこれから登録まで10万円近くとられるのはちょっと納得いかない。
「きちんとした学習計画が合格の最大要因ですね。開業しても成功されると思います」


さとうさん 神奈川県 31点
3.就職が不動産会社に内定し、宅建が必要となったため。
4.らくらく宅建塾   過去問宅建塾  まる覚え宅建塾
5.2ヶ月弱  8月の後半から勉強開始し、9月まで、1日30分から1時間勉強しました。10月からは、1日10時間ぐらい勉強しました。

6.時間の長さよりも、集中することが何よりも大切だということが、僕の勉強時間の量から、立証されたと思います。
 とにかく暗記すべきところは、自分なりのゴロ合わせやひらめきを、限りなく発揮したと思います。
 そして、いつも僕は勉強するときには、サブノートを作っているのですが、宅建の勉強に関しては一切作りませんでした。僕だけかもしれませんが、サブノートを作っただけで満足してしまって、肝心の暗記量が低下してしまっていたこともありました。 
 今回に限って言えば、どんなにノートを作ったところで、頭の中で整理されてなければ、何の意味もないということです。

7.僕は今回初受験でしたが、本当に本試験は難しく感じました。だから、100%不合格だと思っていたので、合格通知が届いても、しばらく信じることが出来ず、呆然としていました。(誰かの合格通知が、間違って届いたのかと思ったくらいです。)
 でも、来年から実際に不動産会社で働くので、宅建という資格が有意義に生きるように、さらなる勉強をしていきたいと思います。
「早速資格を生かせる職場に就職内定とのこと、おめでとうございます」


ころんさん 鹿児島県 33点
3、怠惰な主婦の生活に渇をいれるため

4、D栄国家試験学院に通学(週に授業が2日、中盤から答案練習1日)
 そこのテキストを、ボロボロになるまで使い込んだ、あと、学校の先生は反対してたけど、住宅新報社とかの50問形式の直前模試問題集がよかったです。

5、合格まで3年
一年目、点数足らず、去年マークミスで落ちた、その間、ずっと通学でした。通信もあったんですが、結果的には通学の方が自分には向いてました。
家での勉強は、2〜3時間。日曜は、半日くらい。でも、少ない方だと思います。
一発で通る人は、13時間くらい勉強してた。

6、学校の先生は、絶対、よその予想問題集は見ないほうがいいって言ってましたが、私は結果としてこっそりだったけど、見て正解だった。学校によりけりですが、出題の仕方が決まっていて、学校では40点くらい平気で取れるんですが、市販のものだと30点くらいが関の山。どうしてなんだろうって思ったんですが、民法ですね。民法って、範囲も広いし、いくらでも問題が作れるし、学校側のこの程度の問題では、結構本番では厳しいのが現実です。自分の頭にかつを入れるためにも、他の出題の傾向くらいは、知っておいて相対的に自分のレベルがどのくらいであるか、意識した方が良いと思います。あとは、2年目、3年目の受験の方はなるべく早くから、50問の問題に取り掛かった方が良いと思います。特に、通学ペースの場合は、1科目に対する時間が長いので、それをやってる間他の科目がおろそかになりがちなので、常に、複数の科目を演習することをお勧めします。その方が、あとが楽です。

7、去年、マークミスで落ちた時は、ホントにやめようかと思いました。
今回は地獄からの生還です!勉強の仕方は、個々に色々あると思うのですが、考えようによっては受験の申し込みはした時に、配布してた、どこかの会社のCDロムの勉強も良いのかなとも思いました。しかし、10万は高い!
 
勉強の仕方は、ともかく、業法に力を入れてください。民法はもう、難しくって、予想する方も限度があるし、結果として「教わってない所ばっかりが出た!」と半狂乱になってしまうんですが
これは無理ないとおもいます。予想できないんじゃないかな?最近は、複合問題も多いので。
だから、確実に取れるところは落とさないと言う意気込みで、頑張った方が良いと思います。
ちなみに、私は今回の業法はマイナス1点にとどめました。税金や統計は3点しか取れてません。
民法は10点だったし、、民法で勝負するのはやめましょう。危険です。
「特に法律の初心者の場合の、試験に合格するための勉強方法としては、最良だと私も思います」

私のように家族のいる方は、家族の協力無くしては、受験は厳しいです!!

今回、3回目で受かりました。でも、勉強じたいは去年の方が、沢山してました。
ただ、今年は精神的にきつくって、体調不良に悩まされました。試験前に、食事も取れずに、もどしてしまったり、ジンマシンが身体中に出たり、そこまで真剣になって、初めて合格しました。
やっぱり、自分との戦いですよ。
「合格者全般に言えることですが、目的を達成すると・燃えつき症候群・におちいりやすいので、勉強以外の次の目標に向かって進んでください、おめでとうございました!!」


W.MITUIさん 東京都 32点
3.元々法律系の資格を何か取ろうと思っており、また会社の奨励資格になっていたので、仕事とは余り関係なかったがチャレンジし2度失敗。2年のブランクを経て、その後法律を扱う部署に就いた こともあり再チャレンジするもののまた2度失敗。独学の限界を感じ、教育訓練給付金制度もできたため、日建学院に通い、今回5回目にして合格にたどり着いた。
4.日建学院の教材のみ。
5.会社で始業前に2時間、授業は基本的に週2回各2時間、小テストの出来が悪いときは帰宅後も納得行くまで、その他通勤の電車の中、移動中、待ち時間等おおよそ全ての時間。通学は3月からでし たが、4月頃からだんだん本格的にやり始めました。

ハ6.学校に通うためには、家庭、職場の理解、本人の鉄のような意志が不可欠です。私の場合、通学し始めに建設業経理事務士試験、4月に転勤、5月に第二子誕生と波瀾万丈の1年でしたが、やる気と周囲の理解がマッチし、合格にたどり着きました。みなさんに本当に感謝しています。

7.試験から1月半経ってからの発表で、自分の点数も最低点の予想もわかっていたので、飛び上がらんばかりの喜びというものはなかったが、周囲に大変世話になり、金も相当かかったため、ほっとしたというのが正直な感想です。これで受からなければもう永久に受からないと思ったので、受かった今、次の目標へ自信を持って進むことができ良かったと思う。
「資格試験に合格したことは、人間として階段を一段上った感じでしょう。自信が出てきますね。おめでとうございます」


ONOKOさん 神奈川県 33点
公開模試の時はありがとうございました。
お蔭様で合格しましたが、自己採点では33点でした。
こちらの公開模試でも、37点くらい取った気がします。
私は宅建の学校に通っていましたが、早稲田セミナーの模擬試験とまったく同じ物を私の通っていた学校で受けたら47点だったし、学校での模試もほぼ40点台だったので、軽く合格するとおもってましたが、実際は受けおわったときに 落ちた!と思うほどの全く自信の無い結果でした。(四択中2つに絞った問題が10問ほどありすべて逆の答えでしたので、自己採点のときはかなり落ち込みましたが・・・)以上です。
「2択で10問落としても合格点を超えていますから、通常でしたら40点ぐらい取れているでしょう。実力での合格です!」

K.TOUNO 大阪府 38点
試験の感想;
 相隣関係など思ってもいなかったところから出題されたので結構焦りました。
何とか合格できましたが、来年から受けるひとは、年々難しくなって杉の子で準備万端にして頑張って欲しいとおもいます。
「杉の子宅建塾の・今週の問題・には初心者用として相隣関係の問題も出題していました。Y2K試験対策でも頑張ります」

H.OCHIさん 42点
失点は、以下の通りです。

民法     2
宅建業法   2
景表法    1
税法     2
住宅金融公庫 1

感想は、以下の通りです。

主要3分野は、過去問だけで9割前後とれる。
その他の分野は、鉛筆を転がして、25%以上とれば大丈夫。
毎日継続して勉強し続けることができるかどうかが、勝負の分かれ目。
「継続が重要ですね、同感です。鉛筆転がしは不同意です。税法は実務においても必要です。ぜひ、勉強してください」


N.AMANOさん 神奈川県 33点
宅建の試験は失敗したと思っていたのに、12月1日に合格証書が送られてきました。
思いのほかポカによる間違いが多かったです。
「あきらめていたものが、送られてきたときの喜びは大変大きかったと思います。おめでとうございます」

トラ さん 神奈川県 32点
3.受験の動機
  持ち家の検討にあたり、資金調達や税金関連の情報を収集していたのですが、気がつくと断片的な知識ばかりで、もう少し体系的に勉強したいと思ったのがきっかけでした。

4.使用した教材等
 ●住宅新報社の通信講座             
  ・住宅新報社オリジナルテキスト
  ・添削問題
  ・宅地建物取引の知識
  ・最新宅建六法

 ●その他
  ・最速宅建攻略法(住宅新報社)
  ・宅建直前予想問題集(住宅新報社)
  ・民法基礎問題他、情報収集(杉の子HP)

5.受験勉強の期間及び1日の勉強時間
  住宅新報社の通信講座は、今年の6月に受講を開始し9月に終了しましたので、これに直前の勉強を加えると、実質4ヶ月程度の勉強でした。平日は会社勤めのため、通勤時にテキストを読む程度でしたが、その分、土・日は終日勉強しました。

6.受験勉強で特に注意したこと
 1つ1つの選択肢につき、なぜ×なのか、あるいは○なのかを突き詰めるようにしました。サブノートは作成しませんでしたが、テキストや問題集にメモを書きこんでいくのも手だと思います。

7.合格した喜び等の感想がありましたどうぞ。
 勉強に行き詰まったりした時に、ここのHPを見ていろいろと情報を収集することができたのは、とても良かったと思いますし励みになりました。
HPの運用は何かと大変だと思いますが、今後とも頑張っていただきたいと思います。
「通信教育による勉強は大変だったと思います、合格おめでとうございます」


S.Hamazakiさん 神奈川県 31点
3.都市銀行勤務
4.レック「35時間ウルトラ速習コース専用テキスト」
  レック「ウォーク問1・2・3」
5.2ヶ月、一日2時間
6.問題重視。ウォーク問を3回以上廻す(単に正解枝を見つけるだけでなく、内容も覚える)。
7.感想 : 4月から始めようと思いましたが、集中力が持たないと勝手に(笑)判断し、結局8月からの始まりとなってしまいました。が、しかしレックの「出る順宅建」のテキストをみていると量に圧倒されてしまい、途方にくれてしまいました。
 そんな中、昨年合格した友人から「今からじゃ間に合わない」と言われ、レックの「ウルトラ速習35時間コース」を勧められました。
 とにかく強引なまでに要点だけを詰め込んでいく内容でしたが、基本的な全体像を2ヶ月で詰め込むにはもってこいの内容であったと思います。後は問題集を何回解けるかがポイントであるように思います。

 最後にある先輩の言葉を
「受かった年は問題を徹底的に解いた。いままで4回落ちたが、テキストばっかり読んでいた。何でもっとはやく気づかなかったのだろう」
「宅建の試験を自動車の運転に例えれば、テキストのみの学習は「学科」であり、問題を数多くこなす事は、「路上運転」にあたると思います。「路上運転」を経験しないと実技試験には通用しない、ということではないでしょうか。」


M.Hirakawaさん 東京都 35点
3 不動産業界に就職したいこと、また建築と都市計画を学んでいる者として基礎知識をもう一度確認したかったので。(現在大学院1年)

4 ベネッセの宅建講座。11年度で閉講らしい。

5 5月から約6ヶ月。平均して4ヶ月目まで1時間くらいあとは2時間。

6 できるだけ毎日宅建の勉強に触れること。

7 宅建に挑戦して
  宅建を勉強することで、今まで持っていなかった全く新しい視点を持てました。
  また他の資格試験にも興味が湧き、調べてみていろいろ知ることができました。
  これらの知識や経験は、私にとって今後大きな財産となるでしょう。
  
  合格して
  合格に関して言えば、合格した喜びは、実感として、あまりありません。
  どうしてかは分かりませんが、これは自分でも不思議な感じがします。
  最近は合格してからが大事なのだという気がしてきました。  
   
  これから
  実際に実務を経験したいという気持ちが湧いてきました。
  おそらくもっと重要なことがあり、そして学べる気がします。
  不動産業界に就職するためにがんばりたいと思います。
  
  杉の子さんとみなさんへ
  杉の子さんのホームページでいろいろな方から情報を収集できました。
  これは私の宅建合格の大きな要因の一つです。このホームページによって私はいろいろ学びました。そして助けられました。
  杉の子さん本当にありがとうございました。心から感謝しています。
  そして、このページに来ていたみなさんにも感謝したいと思います。
  来年宅建を受けられる方、合格を祈っています。
「資格は実用的な面と保険的な面があります。将来、あの時資格を取っていて良かった!という日がくるかもしれません」


ひろひろさん 大阪府 33点
3.不動産の営業につきたくてこの宅地建物取引主任者は必要不可欠だと思ったので。

4.’99出る順宅建 1 権利関係
 ’99出る順宅建 2 宅建業法
 ’99出る順宅建 3 法令上の制限 税・その他
 ’99出る順宅建 ウォーク問 本試験問題集1
 ’99出る順宅建 ウォーク問 本試験問題集2
 ’99出る順宅建 ウォーク問 本試験問題集3
  この計6冊のみを使用しました。あとはインターネットで掲載されている問題集などをこなしました。

5.初めはゆとりをもって勉強しようと4月くらいから始めたのですが、ゴールデンウィークをはさみちょっと気が抜けてしまいだらだらと過ごしてしまったので、実際に勉強を集中してした期間は7月も半ば過ぎぐらいからでした。勉強時間は一日平均で4時間くらいで休みの日は朝から図書館などを利用して8〜10時間くらいしました。

6.注意した点と言えるかどうかは問題なのですが、机の前にしてじっくり勉強する習慣が久しく無い自分を「いかに机の前に居続けさせる事が出来るか」の習慣づけが大切だったと思います。私の勉強法は、使った教材に書いてあるとおり、基本書を読みそれに対応する過去問を解きと進めていきました。ある程度内容を理解できた所で、ひたすら過去問をくり返しやりました。(7回はやりました)

7.勉強し始めの方は分からない事が多くて苦しかったですが、だんだんと分かってくるにつれて楽しく勉強出来たと思います。
 ボーダーラインが発表されるまで少し不安な時を過ごしましたが、合格できて本当に嬉しさでいっぱいです。
「2時間、集中力を切らさない訓練が大事ですね。これからの宅建業界での活躍をお祈りします」


K.Fukuzawaさん 長野県 32点
1. 受験の動機
 銀行入行2年目のある日、私は先輩に融資業務の最初の取組み課題として、取引先の担保再評価を任せられた。これは、根抵当権設定契約を締結している取引先の土地・建物の現在評価額を算出し、契約締結当時の評価額と洗替えるものだ。
 それまで預金の窓口係で あった私は、意気込んで取組んでは見たものの、制定の抵当不動産評価表を目の前にして愕然とした。
 そこには、国土利用計画法・都市計画法・建築基準法・農地法・借地借家法の法律用語が並んでおり、当時の私には何がどうなっているのか皆目見当がつかず、太刀打ちできるシロモノではなかったのである。銀行入行以来、初めて味わう挫折感と自信喪失。銀行を辞めたいと思うほどであった(実際、転職を考え他社の面接に行ったこともあった)。
 それから2年後の今年の4月、転勤と同時に個人向けローン(住宅ローン・住宅金融公庫・オートローンなど)の受付窓口担当とり、住宅関連融資の件で不動産業者と面談する機会が多くなった。しかし、生半可な知識では海千山千の業者とはわたりあえず、しかも、宅建主任者でない業者の担当者にきつく言われることもしばしばで、「宅建主任者でないおまえに、何故そこまで言われなければいけないん だ?」と思うようになり、何としても、業者をギャフンと言わせ対等に応対できる不動産関連知識が必要になった。
 以上の様に、融資業務に対する自分のコンプレックスの払拭と、不動産業者と対等にわたりあえる知識会得のため、私の宅建試験への挑戦が始まった。

2.使 用 し た 教 材 と 勉 強 方 法 な ど
 実は去年が初受験であり、テキストを購入し、通信講座も申し込んだが、全く勉強しなかった。試験会場の高校が母校であったため、「久しぶりに来たな」などと思っているうちに試験終了。自己採点13点。

【2月〜6月】
 今年の2月に 『パーフェクト宅建』(住宅新報社)を購入、6月末を目標に通読を開始。しかし、2月に結婚・新婚旅行、4月に転勤・引越と慌ただしい日々を送っていたため、このままでは去年の二の舞いになると思い、5月・6月の正味2ヶ月で読破。これで一応の輪郭はつかめた。1日平均勉強時間30分。

【7月〜9月】
 7月から実際に過去問 『宅建合格一直線』(ビジネス教育出版社・去年申込んであった通信講座の付録)を解き始めたが全く解けず、今まで何をやってきたのかと自問自答し、焦る日々が続いた。結局のところ、知識のインプットは出来ていても、記憶の定着とそれらのアウトプットが首尾よく出来ないと合格はおぼつかないと悟り、過去問演習と同時にその該当部分を 『まる覚え宅建塾’99』(週刊住宅新聞社)を用いて暗記し始めた。結果として、この方法が最も効率よく身につくと実感。9月末までに税法を除く全分野の過去問約400問を解き、該当箇所の一応の暗記を終了した。この時 「今年は受かるかな」という自信がふつふつと沸いてきた。
 また、9月末には、今年の法改正や税法改正に対応するため、当行人事部主催の宅建直前自主参加研修に参加。これは、1日かけて法律・税制の改正点の講習や出題予想、模試を行うものであったが、同じ行員と肩を並べての講習は非常に良い刺激となった(模試32点)。1日平均勉強時間2時間。

【10月〜】あやふやな知識の徹底暗記と、カンを鈍らせないために1日に5問でもいいから問題を解くことを心がけた。
 10月3日に日建学院の模試を受験。32点であったが、合格確実のお墨付きをもらえたので自信につながった。また、同学院の自宅模試も受験 (37点)し、復習に徹した。1日平均勉強時間2?3時間。
 以上が私の採った勉強方法である。極めてオーソドックスだが、問題演習と自分でこれと決めた一冊の暗記用基本テキストがあれば、満点は無理でもボーダーラインまで得点できる力は充分つく。
 私は、基本テキストとして 『まる覚え宅建塾’99』 のみ使用し、徒歩通勤の際も片手に持つほど常に肌身離さないことを心がけ、知識の血肉化に励んだ。

3.試 験 当 日 と 採 点 結 果
 当日は12時前に会場へ到着。使い古した 『まる覚え宅建塾’99』 を机上に置き、周囲の人たちの様子をうかがう余裕すらあった。しかし試験開始時間が近づくにつれ、気合いが入りすぎて緊張してきたため、腹式呼吸で気持ちを落ち着けるとともに、今まで 融資の件でお世話になった取引先の方々の顔を思い浮かべ、問題と向き合った。いつもの様に、得意分野順に宅建業法・その他の分野・法令上の制限・税法・権利関係と解いていった。業法・ その他の分野は傾向・難易度とも例年通りであったが、法令上の制限から過去問と違う問われ方がされていると感じ、権利関係でパニックに陥った。何とか時間内に解き終わり、マークミスのチェックまで終えたが、試験直後「出来た」という手応えはなかった。
 帰宅後、インターネットで解答速報をとりよせ自己採点を行った。問2から5問連続不正解し顔面蒼白となったが、その後もち直し権利関係8/15、法令上の制限7/10、宅建業法13/16、税法その他4/9、合計32点で何とかボーダーラインに残った。

4.試 験 翌 日 か ら 合 格 発 表 ま で
 ボーダーラインについて様々な情報が錯綜していたが、31点±1が最有力で、一応合格を確信して12月1日の合格発表を待った。
 合格発表当日は仕事の関係で見に行けないため、妻にお願いし県庁まで行ってもらった。10時に妻の携帯へTEL、「今夜は飲みに行くよ!」 という妻の声。嬉しさのあまり職場の上司や同僚に合格を吹聴してまわった。その夜、深酒したことは言うまでもない。

5.受 験 勉 強 で 心 が け た い こ と
 参考書やテキストの知識のみに頼るのではなく、その知識を少しでも実際に活かそうと心がけることが重要です。私の場合、現在の銀行での担務がローン受付窓口であるため、融資案件のために法務局へ出かけて不動産登記簿謄本をとったり、土地区画整理事業の仮換地における住宅建築資金融資など、実務が直接宅建試験と関連しており、勉強していることが具体的イメージとなり、役立つ点が多々あったことも合格に寄与したと思う。

6.い ま 悔 や ま れ る こ と
 昨年の10月、取引先の方から 「遊休農地の宅地化有効活用と相続税対策のため、賃貸住宅建築と土地売却をしたい」 という相談を受けた。総投資額80百万円、土地売却資金は90百万円程にのぼるプロジェクトであった。初めての大型案件に右往左往しながら取組み、何とか70百万円の融資にたどりついたが、今思うと、宅建並みの知識をそのとき持ちあわせていれば、また違ったアドバイスやプロジェクトの進め方が出来たのではないかと悔やまれる。その案件では私が勉強させてもらったが、宅地建物取引主任者資格試験に合格 したこれからは、私がお客様を満足させる番である。
「非常に詳細な記述ありがとうございました。資格を実務に生かせる職場でのご活躍を期待します」


A.Kamimotoさん 福岡県 34点
宅建本試験の得点は自己チェックで34点でした。
合格ラインは32点から35点との記述もあり、気がかりでしたが、先日合格証書が送ってきました。

初めての受験でしたが、幸いに合格できて大変うれしく思っています。
7月下旬に友人に勧められてその気になり、申し込みをしたのが最終日の7月30日でした。
早速、参考書と問題集を買ったものの勉強は進まず、気ばかり焦っていました。
8月下旬、インターネットでいろんな問題が出ていることを知り、貴会のホームページにも巡り会った次第でした。

書物相手ではなかなか集中できないところを、モニターと睨めっこすることで続けることができました。貴会を初めとして、いろんな問題を提供してくださった皆さんのおかげと思っています。
「インターネットによる学習指導もまだ初期の段階です。ご助言等今後ともよろしくお願いします」


K.Yamasakiさん 埼玉県 32点
杉の子のHPは本試験後から今日に渡るまで情報源として大変におせわになりました。掲示板等でも知りたい情報が誰からともなく公開され重宝しました。

さてたしかB-5の模試で1回目は時間一杯一杯で2回目は時間が40分も余ったのに40点台でした。その後先生の御指摘とおり油断することなく勉強して、大手予備校の模試でも2回とも35点以上だったので少し自信を持って本試験を受けました。

本試験後の感想はけっこう簡単だった!38点はいけたと思ったのですが、翌日、解答発表で採点したら、32点でショックで寝込みました(笑)。

初受験で拘束2ヶ月間で320時間 解いた問題は1600問で独学でした。
自営なので時間を自由に使えましたが、やはり先生のおっしゃる様に一般のサラリーマンなどでは最低6ヶ月以上は必要と認識しました。

でも、おかげさまで12月1日付けで合格証が届き、翌日には実務講習の申請を済ませました。毎日のように覗いていた掲示板も28〜32点の人たちが一番多かったようでみなさん同様、喜怒哀楽、一喜一憂して過ごさせてもらいました。
ほんとにひとりで待機じゃ、きっと胃潰瘍になっていたことでしょう。
大変、HPの存在価値に感謝しています。
「一日6時間の勉強を2ヶ月続けたことが合格の一番の原動力になっていますね」


K.Watabe 東京都 36点
模試では、点数も低く少し不安もありましたが、民法以外はもう少し頑張ればできる!という感覚があって、ラストスパートはそこを重点的にやりました。
本試験は、民法以外、特に宅建業法と法令上の制限はほぼパーフェクトに近かったです。

最後に、前日からのラストスパート(テキストをもう一度全て読み返す)、これは俗に一夜漬けともいいますが、結構効きます(本試験で、読み返した時のかすかな記憶が結構残っていて役立つ)。もちろん、それまでの基礎勉強がしっかりしていないと駄目ですが。
「最後のひと頑張りがやはり重要です」


MOGさん 埼玉県 32点
3.受験の動機
仕事上で必要になるはずだった(でも実際は必要がなくなってしまった・・・なぜなら会社自体が解散してしまったから)。

4.使用した教材等
ベネッセ 宅建ゼミ テキスト
独学の初心者にとっても、非常にわかりやすく書かれたものだと思いました。別にベネッセのまわしモノではないが、チョーオススメです(でも、もう講座自体が廃止になるそうです)。

5.受験勉強の期間及び1日の勉強時間1ヶ月ハ 一日約3時間

6.受験勉強で特に注意したこと
集中してやること。問題を数多く解くこと。得意科目をつくること(私の場合は権利関係)。捨てる物は捨てること
(私の場合は税、建築基準等)。

7.合格した喜び等の感想がありましたどうぞ。
本格的な勉強を始めたのが10月に入ってからという短期決戦だったのでかなり不安でしたが、ひと安心です。初心者
でも独学でも時間がなくってもやり方によっては短期合格可能だと思います。
 「短期間で合格するためには、社会人としての基礎知識といったものが必要です」


K.Haraさん 大阪府 30点
3.34歳にもなって、資格らしい資格を持っていなかったから
4.通信教育(日本マンパワー)
5.4月から通信教育を始めたが、本格的勉強を始めたのは8月中旬に「杉の子」のネット試験を試しに受けてから。
  4〜7月...週一回2時間程度
  8月から...毎日2時間程度
6.暗記すれば点数の取れるところ、「宅建業法」と「制限法」を重点的に、民法は過去問中心に勉強した。残りの部分は自分の勘に頼った。
7.自己採点をして、宅建業法以外惨憺たる出来だったので、今回は諦めていたが、合格してラッキーでした。
「杉の子」の模試で「34点」「38点」「38点」「37点」と中途半端な自信をつけてしまったため、慢心につながったと思います。
模試では満点を目指すぐらいの気持ちがないと本番では楽に合格できないと痛感しました。
反面教師の私が言うのもなんですが、合格発表までハラハラしないためには「業法」「制限法」で点を稼ぐのはもちろんのこと、「民法」で確実に点数がとれるよう「法令集」の勉強も必要だと思います。
来年も受験するつもりだったので参考までに言うと、来年は4月から毎日(1〜2時間)勉強しようと思っていました。
これで安心して就職先を探せます。
「資格は就職の場合、重要な採用基準の一つになります。がんばってください。」

T.Takamoriさん 兵庫県 30点
<受験動機>
主人が、不動産業に携わっており、来年開業したいとの事ですので何か、彼の役に立ちたいと思いましたので

<教材>
出る順宅建シリーズ1・2・3
出る順宅建ウォーク門1・2・3
出る順宅建ウル‘トラの巻’(LEC会員のみ購入可)
後はLECの公開模試を受け(5回)、体育の日大予想会を受講

<勉強期間、1日の勉強時間>
半年(実際の勉強期間は、3ヶ月弱)朝から晩まで、ずーと

<特に注意した事>
とにかく反復学習、問題集を多く解く事 

<感想>
私は、とても難しく感じ、確実に落ちたと思いました 
試験終了後の周りの反応は
”今年の試験は簡単だった!”でしたので・・
ぎりぎり受かったようで、運がよかったみたいです

思ったのですが、合格するには、”集中力”が大切だという事
私は、専業主婦でしたので、3ヶ月間みっちり集中して1日中勉強しました お仕事お持ちの方は、その様には
いかないでしょうが、少しの時間でも集中する事が、ポイントでは?

独学でしたが、LECの模試(模試終了後、講師より解説あり)を受けることで、本試験のポイントや、”ゴロ合せ”など沢山教えていただき、とても役にたちました

後、長期間勉強していると、どうしてもスランプにおちいります
その時、こちらの”合格者体験記”などを見ては、自分に活を入れました 本当に独学者の支えでした ありがとうございました!
「内助の功を発揮され、盛業を祈ります。がんばってください」


厚木クラブさん 神奈川県 35点 (初受験)
3.不動産取引に興味を持ち、自己啓発として。

4.参考書:「図解宅地建物取引主任者」 西東社
  問題集:「10年間の過去問題集」住宅新報社
      「直前予想問題集」住宅新報社
       同上      自由国民社
       同上      住宅新聞社
       同上      TAC出版

 模擬試験: 杉の子無料公開模擬試験(33点?)
      LEC 1000円模試(38点)
      Wセミナー 実力診断模試(25点)
      Wセミナー 全国統一模擬試験 第1回(34点)
      TAC 全答練(28点)
      住宅新報社 前日予想模擬試験(42点)

5.5月〜 7月 1日 約1時間
  8月〜10月 1日 約2時間
  直前1週間  1日 約10時間
        (合計 約300時間)

6.過去問、模擬試験問題は間違えなくなるまで繰り返した。
  模擬試験、問題集に出た問題の周辺知識を覚えた。
  毎日続けないと覚えたことをすぐに忘れていくような気がした。

7.大学受験以来、合否をめぐる試験を受けたことがなく、久しぶりに感激しました。
  この感激を再び味わうためにまた違う国家資格に挑戦しようかと考えております。

教材選びについて。
 私は図や絵の入っている本が読みやすいかと思い、上記の本を購入しましたが、今から考えると内容が薄く、TACの無料講座で頂いた直前暗記カードを9月頃から主にしました。
 いろんな情報を総合すると参考書は住宅新報社の「パーフェクト宅建」がいいのではないかと感じました。
 ただ初学者としては、私の購入した参考書の方が見やすくて試験勉強しやすいかもしれません。

学習方法について。
 過去問中心にひたすら繰り返し学習。
 問題に慣れることが必要なのではないでしょうか。

解答の進め方について。
 問題選択肢の横に内容が正しければ「○」、誤っていれば「×」 はっきりとわからない時は「△」をつけ、正解選択肢がはっきりするものだけマークをしていく。
 飛ばした問題番号のマークシートにはマークずれを起こす可能性があるため、欄外に印をつけておく。
 民法は後回しにして、宅建業法等から「△」について考え直す。
 こうすれば余裕のある2時間に感じられました。           以上、

杉の子の掲示板、非常に興味を持って拝見させて頂きました。
今後も杉の子宅建塾の更なるご発展を期待しております。
「繰り返し学習は最も重要な学習方法だと思います」


M.Sakaiさん 34点
3.受験動機 : 今年の3月から失業中で、再就職先を見つけるために、なにか資格でもとってみ
  ようかと思い立ち、まずは、9月のTOEICを受験、宅建は、7月末に受験申し込みをしてから、
  参考書と過去問を買って独学をはじめました。貿易商社に勤めていたので宅建とは、まったく
  それまで関係がなかった。
4.教材 : パーフェクト宅建要点整理200(住宅新報社)
        パーフェクト宅建資格問題集
        
一日に要点整理200を15から20項目読みそのあと関連過去問を適当に数問解くというやりかたで、約2週間で要点整理200を一読完了。
ところが、小生50才でなかなか頭に残らないので、なにかもっと頭[記憶]に残りやすい参考書がないかと’’なにがなんでも合格宅建太郎の本’’を本屋で選んだ。
この参考書は、表などをうまくつかっており、なんども適宜同じ頁を見ているとカメラで焼き付けるような感じで重要な表があとになっても記憶にのこり、覚えたつもりでも数日後には、忘れているか、数字などは、ほかの法規の数字とごちゃごちゃになっていたのが、目に焼き付ける方法に気がつきひじょうに役立ちました。

ただ宅建太郎には、適宜ごろあわせで覚えましょうとごろあわせが掲載されており、こんな意味不明なごろあわせは、私には、じゃまなだけで無視しました。

5.勉強時間 : 失業中でじかんは、あるのだけど、一日やく1.5〜2時間が限度でした。
それ以上やってもいろんな法規が、ごちゃごちゃになってしまうし頭もつかれます。
7月末からはじめたが、届きは、勉強しない日(さぼり)もしたので、10年間の過去問を全部終えたのは、10月にはいってからでした。
          
予備校にいかなかったのは、お金がもったいないからでしたが、TACの大宮で8月だったか只で講習受けられる機会に出席しました。 講義をきいてみてそのときは、理解してもすぐ忘れるしやはり自分でなんども好きなようなやりかたで独学したほうが絶対いいと、自分は感じました。
 
ただ、試験の雰囲気を味わうのと実力をためすため、2千でうけられるTACの全答錬は、うけました。 これで本試験に際しての時間配分など掴めました。

今年は、計算問題は出題されなかったけど、わずか1〜2問の計算問題が出たら捨ててかかるか、時間が余ったらやろうと本試験にのぞみました。全答錬では、計算問題に時間をくわれまったく余裕がなかった。
「資格試験は年齢が増すほど不利になると言われていますが、お見事です。お疲れ様でした」


K.Kobayasiさん 東京都 32点
3.弟が大手ゼネコンにつとめていて宅建を受験すると言うことなので、では一緒にやってみようと思った。
  僕自身は全く宅建に関係の無い、設計の仕事をしています。
4.らくらく宅建塾
  丸覚え宅建塾
  ズバ予想問題集(計3冊)
5.8月から本格的に問題集を解きはじめました。
  一日平均1時間程度だと思います。長距離通勤なので電車の中で問題を解いて勉強をしました。最後の方は土日に図書館で問題を解きました。
6.問題をただとくのでは無く、4択のそれぞれが独立した問題と考え、○×以外に、その理由を記入するようにした。(自分なりの解答用紙を作成した。)
  わからなかったり答えが曖昧な物は△として問題自体は間違ったとカウントした。
  問題集は一冊だけで、3回やり直した。
  去年失敗したので、今年は問題集を一冊完璧にしようと問題集ベースの勉強をしました。
  いろいろな問題集やテキストに手を出さずにこれと決めた物以外には全く手を付けないようにしました。
  エクセルで自分の成績を分析しました。何が得意で何が不得意かをはっきりさせて不得意分野を重点的にテキストを読み直しました。
7.32点で微妙だと思いましたが、受かっていてうれしいです。
  この試験をもう一度受けて、合格する自信が無いです。それくらい難しいと思います。
  あまり技巧的にならずに、引っかけ問題など無くして有るレベルの常識がわかると合格するという試験の方が良いと個人的には思います。
  試験慣れしていないと確実な合格点が取れない試験だと思いました。

試験終了後掲示板は良く見させていただきました。
様々なドラマがあっておもしろかったです。
「資格試験は一定以上の知識があれば合格させるべきだと、私も思います」


M.Sidaさん 東京都 30点
受験の感想  

過去の試験の傾向と違っていたように思います。(勉強不足のせいかもしれませんが。)
民法の相隣関係が出ていたり、宅建業法で、勉強したものが、ぜんぜんでなかったり
結構私には,難しかったです。
「毎年1〜2問は、傾向はずれの問題が出題されますが、大部分は傾向どおりだと思います」


こうちゃんさん 奈良県 32点
3.受験動機  知り合いの希望と自分へのチャレンジ

4.使用した教材

らくらく宅建塾 ’99         週間住宅新聞社  これは、かなりイイ
ズバ予想宅建塾 分野別’99      週間住宅新聞社  これも、かなりイイ
これだけ宅建!!改定 予想問題集part1   トーヨー出版
5.受験勉強の期間  約3週間 (実質2週間)
一日の勉強時間  仕事の有る日  約5時間
仕事の無い日  約10時間
延べ勉強時間  約100時間
6.受験勉強で特に注意した事
1.教材選び  特に注意したのは、教材選びで選ぶポイントは、専門用語ばかりの参考書は避けて、専門用語を簡単な言葉で説明してくれてある物を選ぶ。そして、短期間で受かるには、試験に出ない、もしくは出にくい所が書いていないか、そのことが明記されている本を選ぶ事。
ちなみに、本選びに掛けた時間は、立ち読みOKの店で、1回(1冊)で1〜2時間程度掛けました。
その事で、必要な勉強時間は、すごく減らせると思います。でも、覚えなければならないところは(毎年試験に出る所、表の丸暗記で確実に1点でも取れる表は、100%覚える)確実に点を拾っていくことが、点数のアップには、必要だと思います。後は、気合、気持ちで勉強あるのみです。

僕は、生まれたばかりのかわいい赤ちゃんの為です。            

7.合格したときの感想
とにかく、ほっとした。勉強してるときは、かなり自分に対してプレッシャーをかけてやっていたので、とてもつらかった。これで、大好きな、競馬と、最近はじめたVISUAL BASICに、ハマレルかと思ったらとてもとても、ほっとした。それが今一番感じる事です。
「受験テクニックをよく理解されているようで、勉強の期間としては最短の部類に入るでしょう」

T.Usikuboさん 東京都 31点
民法で未知の問題があり、解きようがなかったものがありましたが、初めての受験で一発合格できました。
宅建はおろか、法律に生まれてこのかた無縁ゆえ、民法に触れるよい機会として勉強をはじめました。

2月15日に書店で手にとった「らくらく宅建塾」(週刊住宅新聞社)を、ゆっくり読み出したところ「これはいける」と感じて「過去問宅建塾」「ズバ予想宅建塾(2冊)」「まる覚え宅建塾」計5冊を買って、それのみで勉強しました。

通勤の往復1時間、会社の始業前1時間、昼休み30分、帰宅後1時間の計3時間半を平日毎日勉強時間にあてました。土曜日は完全OFFでした。日曜日は午前中2時間を勉強にあてました。
一週間で、約20時間弱でしょうか。これをコンスタントに続けることが出来ました。
というのも、土曜日を完全OFFにしてメリハリをつけたのが効いたと思います。

眠いときや疲れを感じたときもありましたが、「負けてたまるか」と、嫌いな奴(会社の人間なんかいいでしょうね?)の人を小馬鹿にする表情を想像しながら何度も叫んだものです。その際、爆風スランプの「Runner」のサビのフレーズを頭にいっしょにめぐらすと、ホントに「負けてたまるか」と思えたものでした。
会社に休憩スペースが限られており、そこが満杯のときは洋式トイレに座って(用をたしてはいません)勉強もしました。絶対負けてたまるか、と「嫌いな奴+Runner」で何度も思いましたね。

というわけで、約8ヶ月の勉強が実りました。独学ゆえこの点数には満足していますが、これからも精進あるのみです。
「目標の設定の仕方がユニークですね。大願成就おめでとうございました。」